566 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/01/13(土) 11:54:59 ID:2sZ0jE9K0 [2/5回(PC)]
母の知人の娘さん(Aさん)が体験した話。 

Aさんは、見るからに優しい女の子で(実際ものすごい優しいコらしい) 
今は、もう20代中盤ですが、この体験は、 
Aさんが小学校高学年~高校生くらいまで絶えず体験された話です。 

Aさんは、小学校高学年くらいの時、家族で田舎に帰省した。 
そして、帰ってきてから変な事を言うようになった。 
A「お母さん、小さい女の子の霊が私に遊ぼうって言ってくるの。」 
A母「え???」 
A「いるんだよ、私には見える。今、そこ通った。」 
A母「あんた..,どうしちゃったの」 

最初は、寝ぼけてるのかなと思ったくらいだったらしい。 
でも、そうでは無い事に段々気がついていく。 


568 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/01/13(土) 12:44:46 ID:2sZ0jE9K0 [3/5回(PC)]
女の子の霊は、やはり夜に出てくるらしく、 
Aさんが寝ようとすると 
「お姉ちゃん、遊んで?私と遊んで?」 
と構ってほしそうに擦り寄ってくるんだという。 
時には、天井からAさんを悲しそうに見つめてくる時もあった。 

とにかく、甘えたい、遊んで欲しい、かまってほしい 
という女の子の寂しさを知ってからは 
Aさんは女の子が出てくるのが怖くなくなてきた。 
試験勉強をしても、ご飯を食べていても、寝ようとしても 
女の子はAさんに、付きまとってニコニコしてる。 
遊んで欲しそうに、Aさんを待っている。 
Aさんの母も、何年もそういう状況だから怖くなくなってきたらしい。 

あるとき、全員布団に入ったはずなのに、台所の方から 
小さな子が走り回ってる音。(団地なので台所が近い) 
となりで驚くAさん母にAさんは 
「あのコが、台所で一人で遊んでる音だよ。」 
とスグに言ったらしい。



569 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/01/13(土) 12:50:29 ID:2sZ0jE9K0 [4/5回(PC)]
そんな事が何年も続くので、あるとき 
Aさん母とAさんは、霊能者の人にみてもらったらしい。 
霊能者は 
「田舎に住んでいた、Aさんの遠い親戚に 
無縁仏にされてる可哀想なお墓があるハズです。 
そこは、ほとんど何も手入れされてなく、 
両親がお墓に来る事もめったに無い。 
このコは幼くして亡くなり、そのお墓に入れられてますが 
寂しくて成仏できないのです。だから、田舎に帰省したとき 
Aさんについて来てしまった。」 
と告げたらしい。 



570 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/01/13(土) 12:55:57 ID:2sZ0jE9K0 [5/5回(PC)]
最近、その霊が出ているのかは知りませんが 
5、6年その状態が続いていたのは確かです。 
とても可哀想な女の子の霊、 
とっても寂しかったんだろうなあ、と思います。