931 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/01/29(月) 03:00:53 ID:BZpKzwG00 [1/3回(PC)]
むかしむかし。 
猟師が獲物を求めて山へ入りましたが 
その日に限って一匹も見つからず 
道端に座って休んでいました。 
するとどこからともなく一匹のアブが現れ 
猟師の周りをブンブン飛び始めました。 
うるさいな、と思っていると 
どこからともなく一匹のカエルが現れ 
べろんとアブを食べてしまいました。 
これで静かになった、と思っていると 
今度はどこからともなく一匹のヘビが現れ 
あんぐとカエルを食べてしまいました。 
気味が悪くなった猟師は場所を変えて 
少し離れたところに腰を下ろしましたが 
ヘビは相変わらず同じ場所にいます。


932 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/01/29(月) 03:02:45 ID:BZpKzwG00 [2/3回(PC)]
すると今度はどこからともなく一頭のイノシシが現れ 
ばりばりとヘビを食べてしまいました。 
獲物だ、と思った猟師は銃を構えイノシシに狙いを定めました。 
しかし猟師は気づきました。 

アブがカエルに食べられた。 
カエルがヘビに食べられた。 
ヘビがイノシシに食べられた。 
もしイノシシを撃ち殺して食べたら、 
自分は。



933 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/01/29(月) 03:05:10 ID:BZpKzwG00 [3/3回(PC)]
猟師は銃を下ろしました。 
そしてイノシシがその場を去ったとき 
突然ざっと風が吹いたかと思うと 
声が聞こえたのです。 


アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ 
ヨクキガツイタナ 
アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ 

猟師がそれ以来山に入ることはありませんでした。