208 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:04/08/13 17:15 ID:KtpZY7rF [1/1回]
2~3年前の話なんだけど 
いきなり友達から電話があって「今から胆試しするから来い」 
暇だったし「まあいいや」って感じで友達の家に行ったら 
地元では結構有名ないわゆる「心霊スポット」に行くって言い出して 
いやだな・・・と思ったんだけど俺以外の3人がもうやる気まんまんで 
しょうがなく車に乗りこんだの。 
そこは車で30分くらいの場所でただの道なんだけど結構出るって評判で 
みんな「でるかな?」「出たらどうする?」とか妙に盛り上がってた。 
着いてみると当然のように何も出ないし見えない、俺が「もう帰ろうよ」 
と言ってるのに運転してる奴、(Aと呼びます)が「何言ってんだよ」 
と2~3回往復して、あろうことか「いるんなら出てこいよ!」と窓を開けて 
叫んでしまいました。おそらくこれがいけなかったんだと思う。 
みんな出なかったことにしらけてしまい「カラオケにでも行くか?」 
という事になり帰路につきました。 
途中話に夢中になっていたんですけど気付くとかなりのスピードを出していて 
さすがに危ないと思いAに「危ないだろ?スピード落とせよ」と言うと 
「・・・落とせないんだよ・・・」と震えた声で言ってきます 
みんな「何、驚かそうとしてんだよ」とか言っていたけど、カーブを 
曲がりきれるかきれないかというスピードでなんとか曲がった時に 
何かヤバイと気付きました。 
Aに「どうしたんだよ?」と聞くと「アクセルとブレーキが・・・」 
と視線で足元を見るように指示してきました。 
一瞬凄く嫌な感じがしたけど、意を決して見てみるとそこには 
ブレーキペダルと床の間に挟まった子供の頭と床から生えてきてAの足をアクセルから 
離さないようにしてる左腕・・・ 
その「子供」と目が合った瞬間、俺は「うわー!」と叫んで思いっきりブレーキペダルを 
踏みつけました。すると「ゴシャ」という嫌な音と共に頭と腕が消え、車は急停車しました。 
後の二人は見えなかったらしくAと俺に「危ないじゃないか!何があったんだよ?」 
と怒鳴ってきましたが、本気で怯えてるのを見てそれ以上何も言ってきませんでした