421 : メシ王 ◆MeshiOub1g [sage] 投稿日:04/02/27 01:28
数年の前の春、10人ぐらいでRさんの家で飲み会をした。 
そしていつしか話は霊体験の話になっていた。もう夜の3時前後だった。 
Rさんが「自分は霊感が強い」という話をしだしたからだ。 
その場には、他にも3人ぐらい霊感が強いと言う人がいた。 

Rさん「この家ってよく幽霊が出るんだよね。」 

それを聞いて、霊を信じない人たちは霊を見たいと言い出し始めた。 
当時の俺も霊を信じない一人だった。 

Rさん「それじゃあ霊を呼んでみようか。」 

俺たち霊を信じない組は大賛成でRさんの提案に乗った。 
その方法はこうだ。 
部屋の電気を消して、部屋の真ん中に火をつけたロウソクを置く。 
ロウソクの周りを全員で手をつないで輪になる。 
目を閉じて静かに待つ。 

やり始めて数分後Rさんが電気をつけて言った。 
「もうやばいからやめよう。」 
霊感が強いという人たちも賛成したので、他の人たちもそれに従った。



422 : メシ王 ◆MeshiOub1g [sage] 投稿日:04/02/27 01:30
しかし霊を全く信じてないYさんと俺は「絶対霊を見る!」と主張した。 
「これ以上は本当にまずいから、勝手に二人でやってくれ。」 
俺とYさんを残してみんなマンションを出て行った。 

部屋の電気を消して、鏡の前に火のついたロウソクをたて、ふたりでロウソクの前に座った。 
しばらくして急にYさんが部屋を走って出て行った。 
Yさんの開けた部屋のドアがしまった瞬間、俺の肩に何かが乗ってきた。 
怖くなってマンションを出たみたが、みんなはいなかった。 
俺は気分が悪くなったので、マンションの前でみんなを待つことにした。 

しばらくしてみんなが帰ってきた。 
俺は肩に異変を感じていたので、少し霊のことを疑い始め 
Rさんに、さっきどうやばかったのか聞いてみた。 

Rさん「俺たちが手をつないで輪になっている後ろで 
     霊たちも手をつないで輪になってたんだ・・・。」 


俺  「・・・。何か体調がおかしいんですよ。飲みすぎかな・・・。」 

Rさん「ん?さっきからメシ王くんの肩に子供の霊がしがみついてるから、そのせいじゃない?」 



                     (完)