666 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:04/09/27 12:34:22 ID:xoBMnQ8J [1/5回]
文章が下手なので、上手く伝わらなかもしれないけど、 
オレのいとこの話をひとつ。 

非常に仲のいいいとこが、25のとき末期がんになった。 
人間としてすごく見ごたえのある人物だっただけに、身内一同 
とても落胆した。 
いとこには、当時付き合っていた彼女がいたが、心やさしい彼は 
嘘をついて彼女に別れを告げた。 

それから1年半がたって(抗がん剤でなんとか延命していた)が 
いよいよ抗癌剤の効き目がなくなってきたらしく、ガンは徐々に 
大きくなっていった。 


667 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:04/09/27 12:42:13 ID:xoBMnQ8J [2/5回]
さすがに自分の余命を察したのか、それまで前向きだった彼も、 
毎日のように死を口にするようになった。 
オレは励ますつもりで「ガンって特効薬は実は人間の身体に存在してるかもな。 
お前今日から、ガンが治るよう頭の中で呪文のように唱えろ」 
なんて、気休め程度のことを口走ってしまった。 
(つーか、何の根拠もないガンからの奇跡の復活みたいな話で 
 読んだ話をしただけだった)




669 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:04/09/27 12:49:49 ID:xoBMnQ8J [3/5回]
それから1ヶ月したある日、見舞いにいったオレにいとこが変な話を 
した。 
聞くと、白衣を着た人間が白い大蛇に乗って彼を治療にくる夢を1週間に 
1回くらい見るようになったらしい。 
「あー、オレついに、脳に転移しちゃったんだなw」 
なんて2人で笑った。 

だが、それを境に奇妙なことが起こりはじめる。 
まず、体力が回復してきて、食欲がでた。 
そして、ガン細胞が増殖を停止したどころか、縮小し始めたのだ。 
「ひょっとしたら、切れるかもしれない」 
前回、姑息手術で終わっただけに、その医者の言葉は信じられなかった。



670 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:04/09/27 12:58:43 ID:xoBMnQ8J [4/5回]
その手術の前日、夢のなかにあの医者がやってきた。 
彼いわく、「今日が最後の治療になる」と言ったそうだ。 
彼は思わず「あなたは何者か?」尋ねたら、 
「お前が作り出した者だ」と答えたという。 

手術は成功した。ってうか、がん細胞はほとんど消えていたみたいだ。 
驚くべきは、術後の医者の言葉だった。 

「どこかで治療しました?」 
「何でですか?」 
「だって、私の記録に無い治療を行われた後があったような・・・。 
 記憶違いかもしれないかも」 

驚いた。っていうか、マジぞわーってした。 
医者の話によれば、ごくまれに末期からの復活をする人がいるらしいけど。 
オレはあの医者だと思ったが、リアル世界では通用せんと思って心の中に 
しまっておくこととした。 



671 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:04/09/27 13:04:18 ID:xoBMnQ8J [5/5回]
奇跡はこれで終わらなかった。 
完全回復した彼は、くそまじめなことに、突然別れた彼女に対して 
お詫びをしようと何年かぶりに彼女に連絡をした。 
それから、何年かして、先日彼らは結婚した。 

新郎側は涙、涙だった。 

以上がオレの体験です。 
ありがちな話かつへたくそで本当ゴメン。