651 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:04/09/23 17:12:45 ID:BpxcSsBZ [1/1回]
女子大生2人がスーパーでアルバイトをしていたのだが、ある日出勤してみると 
金目のものがなくなり、店長もいない。荒らされていないことから夜逃げされたのだと悟る。 
「給料日前なのに…」と落ち込みながら2人は気晴らしにと、電車に乗りある渓谷に辿り着く。 

そこで神社の境内を、和服のおばあさんがお社を回っては拍手を打ち、 
また回っては…を繰り返している。それを何の気なしに見ながら2人が座って話し込んでいると 
そのおばあさんがそばに来て話を聞いてくれる。この先の家に住んでいるらしい。 
そして「元気を出しなさい」と自身のこんな話を聞かせてくれた… 

(ここから原文拝借w) 
嫁いでからというもの、随分と姑さんにいじめられた。その辛さで毎日泣きたかった。 
でもそんな時は、いつも起きなければならない早朝5時よりもさらに30分早く起きて 
台所の電灯を付けると、勝手口から出て、真っ暗の中を駅へ向かってただ一生懸命に歩いたのだという。 
昔このあたりはほとんど家もなく、あっても早朝から電気を付けている家などない。 
ただ、道の先に始発電車を待つ駅の光だけが見えた。その小さな光に向かって歩く。 


653 : 651[] 投稿日:04/09/23 20:44:20 ID:nDxLVRMp [1/1回]
光だけをたよりに歩く。するとやがて駅に着く。そこまで来ると、くるりときびすを返して 
元来た道のずっと先を見る。目の前には、今まで歩いてきたずっと先まで真っ暗な一本道。 
でもその途中に一つだけ、ポッと小さな小さな光がある。それが、さっき私の付けた台所の電灯。 
私の帰るべき場所は駅の光じゃなくあの光の下。真っ暗な道の先にだけ光がある。 
そこにきっと私だけの生きる道がある。私は今までそうやって生きてきたの。 
あなたたちにもきっと導いてくれる光があるわよ───。 

その後は皆様ご察しの通り、元気づけられた2人がお礼を言おうと 
おばあさんの家を訪ねると、お葬式が行われており遺影にはあのおばあさんの笑顔が… 

と言う話なんですが、↑のおばあさんの語りの部分でなんとも言えずグッときましたね。 
怖い体験はできたらしたくないけど、こういうのならしてみたいなぁ…