90 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/11/21 10:05
おれもかつては信じない派だった 
当時、大学生で一人暮らしをしていた 
ある日 ネットで知り合った女と電話してる時、霊能力があると言ったので 
遠慮なく問い詰めたった 
その女の話では霊とは会話も出来るし、遠くにいる霊でも呼んだり 
逆に誰かの元に送ったり出来るらしい(霊が素直に応じるならば) 
当然、根拠無くそう言われて信じる奴はいない 
その気配を悟ったのか女は俺の守護霊の話を始めた 
祖父さんがいると言う 
ちょうど2月前に87歳で亡くなったばかりだ 
女がさらに正座で空中に浮いていて、喋りかけても反応しない寡黙な人だな 
と言った 
実際、その特徴はあっており祖父さんは良く正座していて 
こちらが話しかけないと自分から喋る事は滅多に無い 
60過ぎあたりから目が不自由になり、自然寡黙になったと思っている 
頑固であり、とても厳しい人だったそうだ 
そのせいか、大人になったおれの親たちも祖父さんには畏敬の念を 
抱いていた 
ただ孫である俺と接する時は面白く優しかった 
晩年 親戚の中で俺が一番親しくしていたと思う 
そういう経緯で守護霊になってくれている話も納得してしまった 


92 : 90[sage] 投稿日:03/11/21 10:28
続き 

ただそれだけは信じる気になれなかった 
ある日、別の霊感がある奴と知り合った 
そいつに確かめるべく、霊を呼んだり、送ったり出来るのか質問した 
ところ出来ると言う 正直驚いた 
さらにそいつがとびきりの怖い体験を聞きたいかと言ってきたが 
遠慮しといた 実際その手の話は苦手だ 怖すぎる 

またある日 知人の女の家に居た時妙に寒かった 
寒い時期ではあったが、なんだか違う寒さだ 
女は働いていて俺は女の部屋で帰りを待っている状況だった 

後日、霊感のある女が言うにはその部屋には 
霊と生霊がいると言う 
霊のほうが俺にむかって帰れ帰れと叫んでるそうだ 

さらにその後 
別の霊感のある女(3人目)を知人の女の家と連れて行った時 
その女も霊が居ると言ったし、俺の守護霊である祖父さんの事も 
話してくれた このあたりでは俺もすっかり信じる派になっていた 



93 : 90[sage] 投稿日:03/11/21 10:38
しばらく霊感女は知人の家に厄介になってたそうだが 
そのときの話 
鏡をみると自分の顔が変になる時があるそうだ 
もちろん霊の仕業に違いない 
霊感女が言うには霊にはその他に 
電気系統を操れるそうだ 
例えば消したはずのコタツがなぜか電源が入っていたり 
したそうだ 
結局 その霊感女は霊、生霊共に知人の家から叩きだしたそうだ 
すごい奴だ 
霊、生霊の心当たりを知人に聞いたところ 
生霊はさっぱりだが霊のほうはどうやらあるそうだ 

後日 おれが知人の部屋を訪れた時はっきり前と違って 
温かくなっていた