134 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/01/16 15:23:00
うちの実家のほうにあった、名もない低い山の話。 

幼稚園、小学校の裏手にあるその山は「裏山」って呼ばれていて、山頂に児童公園が 
作られてた。昼休みなんかに、こぞって小学生が遊びにいくような場所。 
でも、この山、山頂に続く道の途中に、戦争の慰霊碑、小学校とちょっと離れたところに 
お寺、そしてまたちょっと離れたところに神社(しかも時々自殺する方がいる)があるという 
ちょっと怖そうな場所。 

その山での出来事。 

・犬の散歩をするために、夕方(夏の6時ぐらい?)に漏れがその山を上っていたら、慰霊碑 
の近くの斜面(道はなく、人が上れないところ)に、真っ青な炎が見えた。 
数秒して消えたけれど、「あ、やべぇ」って思って、速攻引き換えした。 
いつも散歩してると「もっと歩く」って感じで帰るのを拒否する犬も、この時はふもとまっしぐら。 

・同じく犬の散歩をするために、おかんと兄貴が山を登っていた(やっぱ6時ぐらい?)。 
すると、またその慰霊碑の近くに来た時、突然、自分達の目の前約10Mほど先に、白い 
人の形をした煙が出現。勿論、焚き火の季節じゃないし、他に人もいない。 
2人と1匹、やっぱりふもとまっしぐら。 


135 : 134[sage] : 投稿日:2003/01/16 15:23:00
・中学の時、「見ちゃう」友達、「すごく感じる」友達、「けっこう感じる」友達、「雰囲気を感じる」友達 
「全然感じない」友達総勢10人程で、肝試しをかねて花火をすることになり、山頂へ。 
すると、空気が違うんだ。生暖かい+ねばーーーっとした空気。んで、山の斜面のほうからは 
とてつもなく冷たい空気。 
とりあえず花火をしよう!と蝋燭やらバケツを準備したものの。 
花火がつかない。 
今日の昼に買ってきた花火ゼンブ、火がつかない。 
そうこうするうちに、一番「見ちゃう」友達が、バケツの水をばしゃーーっと零して、広げてた花火を 
ひっつかむと、「走らず、降りるぞ」と一言。 
漏れ自身、見るってことは(上記の青い火以外)ないけど、今まで斜面から感じていた冷たい空気 
が、山頂全体に満ち満ちてることに気付いて、一瞬で総毛だった。 
みんな一目散に山を降り、結局小学校で花火を再開したんだが、今度はばっちり、火がつくんだよ。 

やっぱり、そういう場所ってのは、何かしらあるんだってことを強く認識してからは 
遊び半分で(肝試しとか)上るのはやめようって思った。 

あんまり怖くないかな。