927 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2003/05/03 10:13:00
新宿二町目のラブホに行った。 
やることやって、そのままウトウト... 
突然、ものすごい金縛りにあった。声も全然でない。 
すると、隣に寝てた連れが、ひょいと起き上がり、部屋の隅へスタスタと... 
「おいおい、私を置いていくな~!!!」 

ふと金縛りがとけたんで、横を向くと、部屋の隅へいったはずの連れが 
隣に寝ていて、私をじっと見てる。「なんかあった?」と私。 
「今さ、急に苦しくなって目を開いたら、そこの部屋の隅に 
女の人が首吊ってたんだよ。見てたらなんか可哀想になってきて、 
下ろしてやろうと思って、抱き上げて首のとこの縄を触ったんだ。 
そしたら、寂しそうに笑って消えちゃった。変な、夢だよね。」 

私は、彼が部屋の隅に行くのを見たと、彼に伝えた。 
二人して恐くなって、すぐチェックアウトした。 

それまでは、連れのことを、体だけの付き合いだと思ってたけど、 
なんかすごくいい奴だ、とホレちゃった。 
別れた今じゃ、切ない思い出。