685 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 03/09/14 05:27
ぜんぜん怖くない話し。 
先日従姉妹にある写真を見せられてちょっと驚いた。 
それは従姉妹二人がピースサインをしている写真で、 
従姉妹が二人だけで旅行にでかけた時に、 
さびれた田舎駅の前で現地にいた地元民らしき少年に撮って貰ったものだという。 
驚いたのはその二人に無数に絡みつく緑の光の筋と、 
写真一面に写っている桃色の小さな光だった。 
写真があがってきた時、当然俺以上に驚いた二人は、 
親に相談して早速お祓いをしてもらうことになったらしいのだが、 
その霊能力者とかいうオバサンは、とても珍しい写真だと興奮していたらしい。 
霊能力者は、写真に写っているものは従姉妹達には何の関係もないものだから、 
何の心配もいらない。 
これは写真を撮った少年に関係するものであり、 
しかもその写真からは溢れんばかりの凄まじい愛の波動が感じられる。 
もしかするとその少年は生き神様のような存在か、 
そうでなくても神様が憑いているような恐ろしく徳の高い人であると言ったそうだ。 
そんでもう一つ驚いたのが、その霊能力者はその少年の元で修行がしたいので、 
少年に写真を撮ってもらった場所を教えて欲しいと言って、 
実際にその駅に行って何日もはりこみしたんだが、 
ついにその少年は見つからなかったらしい。 
笑っていいやら怖がっていいやらわからずに、 
俺はただ「へぇーー」と言っただけだったよ。 
ちなみに後日その写真をスキャンさせてくれって頼んだら、 
ネガごとその霊能力者が10万で売ってくれというので、売ってしまったらしい。