904 : 904[sage] : 03/12/20 15:49
あまり恐くない話で、恐縮なのですが、ここ一年ほどの、 
母の様子が気になるのです。 
発端は、長年浮気と暴力で母を泣かせ続けた父が、 
昨年亡くなった事に始まります。 
母は、通夜と告別式の時も、露骨にハシャギまくり、 
精進落しの会食の席でも、喪主だというのに、ご住職の 
相手もせず、遠方から来てくれた親戚をねぎらう事もせず、 
ひたすら父の生前の行状を愚痴り続けていました。 
その後、父のお墓を建てた際に、石材屋さんが石の種類を 
間違えて造ってしまったのです。営業の人は 
「こちらのミスですから、勿論、注文通りに建て直します。 
私も長年この仕事をしていますが、こんな事は初めてです」 
と、謝っていました。 
 
ところが母は、その間違えた方の墓石を、「靴置きにするから、 
ウチの玄関に運び込んでくれ」とゴネたのです。 
そして、「流石にこのままでは」と思ったのか、上からビニールを 
ベタベタと貼り付けた為、とても貧乏臭くて汚らしい代物が、 
デンっと玄関に据え置かれる事になりました。 
そして、もともとそこにあった陶器製の非常に重い傘立てを、 
下駄箱の扉の前に移動した為、自然と玄関は、 
出しっぱなしの靴で溢れ返る様になったのです。 
 
ところが、一番多くの靴をちらかしている母自身は、 
「ウチの連中は、こんなにだらしないのだから、靴置きを 
置いたのは正解だった」と得意満面で、 
私や妹が、「墓石こそが、玄関が散らかる元凶だ」と言っても、 
全く聞く耳を持たないのです。 


905 : 904 続き[sage] : 03/12/20 15:53
またある日、下駄箱の上に、綺麗な3センチ位の石が数十個 
飾られているのに気が付きました。 
すると母が「お父さんのお墓のそばに、立派な黒いお墓が 
あったでしょう。砂利代わりに、こんな綺麗な石を敷いているから、 
少しくらい貰ってきても分からないと思って」と、 
さも、嬉しそうに言い出したのです。 
「人さまの物を」と怒った私が、休日に返しに行くと、 
またいつの間にか、持ち帰って同じように飾られていました。 

仏壇を買った時も、事務員、営業、納品担当者から 
それぞれ「ご本尊は絶対に、ご住職が御霊入れをしてから 
祀ってください」と、固く念を押されていたにも関わらず、 
「金を出して買った物だ。どこに置こうと、こっちの勝手だ」と、 
さっさと仏壇に据えてしまいました。 
妹は「宜保愛子の本に、むやみに家に仏像を置くと、不成仏霊が 
憑くって書いてあったよ」と、とても嫌がっていました。 
(仏壇自体、世間体の為に買っただけで、供養する気など 
さらさら無いのです。)



907 : 904 続き[sage] : 03/12/20 15:56
そして、家の北と西側の雨戸しか開けず、東と南側の雨戸は 
一切、開けなくなってしまいました。 
また、どんなに気候の良い日でも、換気をしなくなりました。 
ある快晴の日に、私が、雨戸と窓を全て開けて、 
空気を入れ替えていた時など、 
「そんな事をしたら、部屋が汚れるだろう。お前は何を 
考えているんだ。頭がおかしいんだ!」と、物凄い形相で 
わめきだしたのです。 
以来、母が留守の時を見計らって、こっそりと採光と換気を 
しています。 
母は、リフォームの番組を見るのが大好きなのですが、 
「私も、あんなに明るくて綺麗な家に住みたい。 
それに比べてウチは」と、しきりに愚痴を言うのです。 
私たちが、「暗いのは、雨戸を締め切っているせいだ」と言うと、 
「あんた達は、何でも人のせいにする。この根性ワルが!」と 
切れまくります。 

母は元来、整頓や掃除が嫌いで、家族の言うことに 
耳を傾けない人ではありました。しかし、 
最近の言動はそれだけでは説明がつかず、理解を超えています。 
妹とも「敢えて『良くない』事をしているとしか思えない。 
何か変なモノにでも憑かれてるんじゃないか」と、話しています。