238 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/03/28(土) 13:59:11 ID:ZPCdTAGB0 [1/1回(PC)]

何年か前に山奥にある実家に帰った時の事。 

家にいても特にやることもなく、近くの自販機までジュースでも買いに行こう 
と思った。 
時間は午後7時ぐらい。冬だったのでもう辺りは真っ暗だった。
 
普段、都会で暮らしていて忘れていたが、田舎の夜道は恐ろしく暗い。 

外灯の光が点々と道を照らしているが、光が届いていないところは自分の足下も 
見えなかった。 
数本目の外灯を過ぎて、次の外灯を見ると光が届くギリギリの所に2本の灰色の 
棒の様なものが立っていた。 

近づいていくうちに、その棒が人の足だと気付いた。 

ふくらはぎから下の部分。足首で折り返した部分がレース状になっている靴下を 
履いている。マジックテープで止めるタイプのスニーカーの踵がこちらを向いて 
いた。 

暗いと言っても、まだ7時。子供が立っていても別に不思議はないと思った。 
ただ、少しづつその足がある外灯に近づいていくが、ふくらはぎ以外の部分が見え 
てこない。外灯の光が届かないふくらはぎから上部分はまったくの闇のままだっ 
た。 

その外灯まで数メートルまで来たところで、踵を向けていたスニーカーがこちら 
につまさきを向けるような動きを見せた。 
その後、俺は全力で走って家に逃げ帰ったので、あれが生きていた人間かどうか 
は分からない。 

家族に、あの外灯辺りで事故か事件があったか聞いてみたが、特に何もないらしい。
 
ただ、外灯が立っていたところは、雑木林を切り開いただけのところで、周囲に人 
家はなく、俺が見かけた年頃の子供はいるはずないとのことだった。