288 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/04/14(火) 04:11:15 ID:xhfzSWkDO [1/3回(携帯)]

以外に電話絡みの話って多いんだな。 
じゃあ、俺の話も聞いてくれ。 

もう10年も前の話なんだけども―六月くらいだったかな―ある夜に 
俺自身が体験した実話だ。 
その晩、俺は買ったばかりの携帯電話をいじってたんだよ。 
何しろ、その前に使ってたのは、iモードも付いてないくらい 
古いヤツだったんで、色んな設定しているだけで結構楽しめたんだよ。 

着メロや待機画面の画像を設定したり・・・んで、いつの間にか、 
2時半を過ぎてしまっていたんだよ。 

じゃあ、もう寝るか・・・そう思ってベッドを整えていたら 
設定したばかりの着メロが鳴り出してね。 

先ず思ったのが、『こんな時間に誰からだ?』だったんだが、 
次の瞬間には『アレ?』に変わった。買ったばかりで、 
誰にも新しい番号は教えていなかった、って事に気付いたんだ。 
当時、俺は大学生で、友人には大学で会った時に教えれば良いし、 
高校時代からの付き合いがある奴とは定期的にメールで 
やり取りしていたから、次にメールを出すときに教えてやれば良い。 

親には、何かあれば部屋に備え付けてある電話にかけてくるから、 
そのときにでも・・・こんな具合に考えて、まだ誰にも 
教えてなかったんだよ。 
 
289 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/04/14(火) 04:12:02 ID:xhfzSWkDO [2/3回(携帯)]

当然、俺は間違い電話だと思って取らなかった。・・・しかし、 
一旦、切れても、またかかってくる。しかも公衆電話から。 

それで、遂に電話に出たんだよ。そしたらな・・・雨の音しかしない 
ただ、ただひたすらに、雨音が、ザァー、ザァーと鳴っているだけ。 
その夜は晴れていたのは覚えている。けれど、電話からは雨音・・・。 

一分くらいかな、何故か雨音に聞き入ってしまっていたんだが・・・ 
唐突に、女の叫び声が! 
『死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね・・・!!』 

余りの恐怖に、俺は、悲鳴をあげながら、買ったばかりの 
携帯電話を壁に叩きつけた。勿論、そんな事すれば壊れるんだが・・・ 

女の呪詛は止まなかった。 

俺は、女の呪詛の叫びを発し続ける破壊された携帯を、窓から 
放り投げて・・・それで、やっと解放された。 

今でも、アレが何だったのか、解らない。知りたくも無い。