800 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/03/15(日) 02:14:47 ID:33A//ItR0 [1/2回(PC)]
昔、長野の旅館に住み込みで働いてたことがある。
仕事柄真っ暗(建物少ないから本当に真っ暗)になってから寮に帰るんだけど
ある日寮に帰ろうとすると寮に帰る途中の道に黒猫が座ってたんだ。
猫好きだし、撫でようかなとか一瞬思ったんだけどなんだか様子がおかしい。
近寄っても動こうとしないし、こっちをにらみながらものすごい声で鳴くんだ。
怒ってるとか、発情してるんじゃないなんとも不気味な声で。
真っ暗だけど澄んでた気配が一転してまとわりつくみたいな感じになって冷や汗もんだったよ。
なぜだかこいつに敵意を持たれてはいけないって思ってゴマすりに喉を撫でようかなと
思って近づいたんだが良く見ればその猫の足は3本足。
真っ暗な中、前足の欠けた黒猫がすごい声でにらんでくる。
もう涙目でヘコヘコ明るい声で無害ですよってアピールしつつ話しかけて道路の端っこを通して貰った。
あとで知ったけど働いてた旅館で猫が住み着くと子猫から成猫までもれなく遠くの山奥に捨ててた。
関係者だと思われて恨みでも買ってたんだろうか・・・
801 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/03/15(日) 02:28:54 ID:SVR1qRrSO [1/1回(携帯)]
なんだか無性に怖い話だ。
不気味。
誰だか忘れたけど、すっかり忘れてた有名な黒猫の海外ホラー小説を思い出したよ
黒猫が鳴いた瞬間に黒死病が蔓延しただか、黒猫が壁に塗り込められていたせいで死体が発見されただのというヤツ…
802 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/03/15(日) 03:08:34 ID:P5uK8n89O [1/1回(携帯)]
>>801
エドガー・アラン・ポーの小説のことか?
ちなみに病気は蔓延とかはないよ