759 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/03/18(水) 18:43:51 ID:VRI4DmBgO [1/2回(携帯)]
長くてすまんが実話投下させてくれ。
ただの不思議体験かもしれんが…。
小学3年生頃のことなんだが、夏に水泳の授業があったんさ。
いつもは授業の時間めいっぱい使って泳ぎの練習をするんだけど、
その日だけ最後の15分くらい時間が余って、担任が笛で合図するまでは
自由に遊んでていいことになった。
俺は潜水が得意だったから、ひとりで(当時友達いなかったorz)水中に潜って
遊んでたんさ。
そんで泳ぎながら女子の脚を観察してニヤニヤしたり、
プール底にへばりついてぼーっと水面を見上げてみたりしてた。
そんなこんなしてる内に自分に酔ってきたのか何なのか、
プールの中で過ごしてるのが異様に心地良くなってきてさ。
人魚になって泳げたらこんな気持ちいいのかなーって感じの、
神秘的というか不思議な感覚だった。
夢見てるような気分つーのか。分からんけど。
そのせいか、俺このままずっとプールにいられたらいいのにとか
本気で思いはじめたんだわ。
まあ友達いない消防だったし、もともと夢見がちだったんかな。
そしたらちょうどその時に、担任の笛が鳴りやがった。
出るのがまじで残惜しかったけど、皆がプールから上がり始めたから
仕方なく俺もプールから出ることにした。
あんなに気持ち良く泳げたのは、後にも先にもあの日だけだった。
今でもその時の感覚が印象に残ってて時々思い出すんだが、
しばらくしてひとつだけ不可解なことに気付いた。
俺担任が笛を鳴らすまでずっと潜水してて、
つまり一回も水面に出てないはずなんだが…。