508 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/10/05(金) 17:46:10 ID:tZYErPTZ0 [1/1回(PC)]
親戚の話なんだけど、投下。 

おしどり夫婦で通っていた大叔母。大叔父が亡くなってからはとても落ち込む日々が続いていたので 
大叔父が亡くなってから大叔母を引取るかたちで同居していた従兄夫婦は、なにか熱中できるものを…と 
考え、デジカメを買い与えた。大叔母は大変喜び…毎日散歩がてら撮影にいそしむ事になり、従兄夫婦も安心した矢先… 

大叔母が、散歩に出かけなくなったのはそれから数ヵ月後の春先。 
もう飽きてしまったのかと聞くと、大叔母は首を振る。 
「最近、夢におとうさん(大叔父)が出てくる。散歩に行こうとすると、怖い顔で玄関から入ってきて 
カメラを取り上げられてしまう。あまりにも生々しくて、怖い」 

大叔母の怖がりかたはただの夢にしては大げさで、そのうち大叔母は出かけようとするたびに大叔父の姿を見るように 
なり、「お父さんが睨んでいる」と一人で外出することが出来なくなってしまった。 

従兄夫婦は痴呆の症状が出たのかと思ったそうだ。 
しかし、誰かが同行していれば普通に外出できるし、普段はこれといって怪しげなそぶりも見せない。 
医者に行くべきか否か悩んでいた所……… 

ご存知の方も多いと思う。とあるマンションで、男が子供を投げ落とすという事件が発生。 
男は、手にかける対象は誰でもよかったらしく、現場以外のマンションも物色していたという。 
現場となったマンションは大叔母の住むマンションからとても近かった。 

犯人の逮捕後、大叔母は大叔父の悪夢にうなされる事も、幻覚を見ることも無くなった。