701 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/02/26(木) 22:28:29 ID:jgHbVXBvO [1/1回(携帯)]
母から聞いた話。 
昔祖母の実家の近くに鬱蒼とした林があって、その中にちょっとした沢とほこらがあった。そこでは戦時中水を求めてきたであろう兵隊の死体が見つかっていて、本当に薄気味悪かったらしい。 
ある時実家の近所の人(Aさんとしておく)がそのほこらを勝手に動かしてしまったらAさん一家は子供を含め皆死んでしまい、親戚にも財産がなくなる等不幸が続いた。 

お盆になり、祖母は誰もいないAさん一家の家に行き蝋燭をいっぱいたてるやつ(49本だか)をやっていた。祖母の実家付近では戸板に並べていたらしい。ふと祖母が蝋燭を見た途端「いやぁ気持ち悪いっ!」と叫んだ。 
何事かと思い母がのぞくと、融けた蝋が左右対称の蝶の形を描いていたらしい。 
その後祖母は「あのほこらを動かしたからだめなんだ」と言っていたらしいですが、詳しいことはわからないそうな。